室内で行うリハビリだけが本当のリハビリではありません。太陽がさんさんとふりそそぐ自然のもとで行う園芸療法や、心が癒されるようなリハビリも大切です。自然や身近にあるものはすべてリハビリに利用することができます。身体機能の障害に対するリハビリは勿論大切ですが、認知症に対するリハビリも今後大変重要となっています。
本学院では自然をとりいれたダイナミックな療法が実践できるように、認知症の基礎知識を十分にマスターし、それらに対応できるような教育を行っています。
学院の母体は脳神経外科を中心とする急性期の病院でありますが、ケアハウスや特別養護老人ホームなどの介護関連施設を有しており、一貫したリハビリと介護を日々実践しています。急性期の早期リハビリは10年前より実施しています。また、慢性期に於いてはデイケアでのリハビリや訪問リハビリを積極的に行っています。
このような臨床の現場においてリハビリや介護がどうあるべきか、そして患者さんが何を求めているかを真剣に考えています。本学院においては最新の設備を有する教育環境の中で、臨床の現場を熟知した講師陣が学生の指導にあたりますので、単なる技術や知識の習得のみだけではなく、ベッドサイドに即したノウハウを効率よく学ぶことができます。
風光明媚な瀬戸内海に出て、海のレジャーを思い切り楽しみませんか。 学院は瀬戸内海がすぐ近くにあり、屋上からは素晴らしい海の景色が広がっています。
勉強での疲れをとり、気分転換をはかり、自然にふれてもらうように学院ではプレジャーボートを利用してクルージング、釣り、ウエークボードを楽しんだり島でのキャンプが出来るような環境を整えています。
よく学び、そして海の大自然に接して優しい心をはぐくみ、患者さんに心のこもったリハビリを提供できるエキスパートを育成します。
医療介護福祉の分野では、一人の患者さんや入居者に対し、QOL(生活の質)ADL(日常生活動作)を改善、維持してゆくためには医師を含めた医療介護従事者の連携プレーが重要です。リハビリにおいても各専門の療法士が長期的な展望に立ち、病院での急性期治療や在宅においてお互いにディスカッションし、知恵を出し合うことが大切です。
学院内においては学科間での学生交流が盛んであり、学生の頃よりチームアプローチを意識させる教育環境を実践しています。また、各科の先生方どうしのコミニュケーションが大変よくとれており、垣根がないことが自慢です。お互いに切磋琢磨しながら学生の指導にあたっています。